真の花(読み)マコトノハナ

デジタル大辞泉 「真の花」の意味・読み・例文・類語

まこと‐の‐はな【真の花】

能で、鍛練工夫の末に得た、芸の真実の面白さ。⇔時分の花

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「真の花」の意味・読み・例文・類語

まこと【真】 の 花(はな)

能楽で、鍛錬と工夫とを経て得た真実の芸のおもしろさ。永久不変の舞台上の芸のうまさ。
風姿花伝(1400‐02頃)一「さりながら、此花は、まことの花にはあらず。ただ時分の花なり」

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