睥睨(読み)ヘイゲイ

デジタル大辞泉 「睥睨」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「睥睨」の意味・読み・例文・類語

へい‐げい【睥睨・俾倪】

  1. 〘 名詞 〙 横目でにらむこと。流し目で見ること。また、にらみつけて勢いをしめすこと。見さげること。〔黒本本節用集(室町)〕
    1. [初出の実例]「徂徠以豪邁之資、睥睨一世」(出典先哲叢談(1816)五)
    2. 「人々を睥睨(ヘイゲイ)するかのやう」(出典:破戒(1906)〈島崎藤村〉一〇)
    3. [その他の文献]〔史記‐信陵君伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「睥睨」の読み・字形・画数・意味

【睥睨】へいげい

にらむ。うかがう。〔顔氏家訓、誡兵〕宮を睥睨し、災を幸(ねが)ひを樂(ねが)ひ、首として亂を爲し、善良を(くわご)す。

字通「睥」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む