知安町(読み)くつちやんちよう

日本歴史地名大系 「知安町」の解説

知安町
くつちやんちよう

面積:二六一・二四平方キロ

大正五年(一九一六)四月、虻田あぶた郡倶知安村が倶知安町と改称して成立。後志支庁管内のほぼ中央部に位置し、同支庁ほか国・道の出先機関が所在する。北部は余市よいち仁木にき町・赤井川あかいがわ村、北西部は岩内いわない共和きようわ町、西から南にかけては蘭越らんこし町、磯谷いそやニセコ町など、南から東にかけては京極きようごく町などと接する。南に蝦夷富士とよばれる羊蹄ようてい(一八九八メートル)、西にニセコアンヌプリ(一三〇八・五メートル)イワオヌプリ(一一一六メートル)ワイスホルン(一〇四五・八メートル)などのニセコ連峰がそびえ、東は本倶登ぽんくと(一〇〇九・四メートル)三角さんかく(七九五・三メートル)などの連山が囲む、盆地状の地勢となっている。中央部を尻別しりべつ川が西流、倶登山くとさん川・硫黄いおう川・ソウスケ川などが合流する。総面積の六三パーセントが山林原野で占められる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android