神み(読み)かみるみ

精選版 日本国語大辞典 「神み」の意味・読み・例文・類語

かみ‐る‐み【神み】

常陸風土記(717‐724頃)香島「諸祖天神〈俗(くにひと)賀味留彌(カミルミ)賀味留岐(かみるき)と云ふ〉、八百万(やほよろづ)の神たちを高天の原に会集(つど)へたまひし」

かむ‐ろ‐み【神み】

※続日本紀‐神亀元年(724)二月四日・宣命「高天原に神留ります皇親神魯岐(かむろき)・神魯美(かむロミ)の命(みこと)の」

かみ‐ろ‐み【神み】

〘名〙 (「ろ」は接尾語。「み」は女性を表わす) 神。また、祖神。特に、その女神をいう。かみるみ。かむろみ。⇔かみろき

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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