デジタル大辞泉 「窘める」の意味・読み・例文・類語 たしな・める【×窘める】 [動マ下一][文]たしな・む[マ下二]1 よくない点に対して注意を与える。いましめる。「不作法を―・める」2 苦しめる。なやます。「外国人を追払わんとし、却て其夷狄いてきに―・めらるる」〈福沢・学問のすゝめ〉[類語]諫いさめる・意見・諫言・諭す・諫死・注意・説教・𠮟責・諌止・苦言・忠言・忠告・勧告・警告・心添え・戒いましめ・戒める・咎とがめる・言い聞かせる・言い含める・因果を含める・くぎを刺す 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「窘める」の意味・読み・例文・類語 たしな・める【窘】 〘 他動詞 マ行下一段活用 〙 [ 文語形 ]たしな・む 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙① 苦しめる。いじめなやませる。[初出の実例]「五に油塩を身に塗りて意に随ひて苦く楚(タシナムル)ことを明す」(出典:蘇悉地羯羅経略疏天暦五年点(951)五)② ( 主に、目上の人が目下の人に対して ) それはいけないことだと穏やかに注意を与える。[初出の実例]「君を窘(タシナメ)んとしたれども、御曹司を害し得ずして、那身(かのみ)は反て矢傷を受たり」(出典:読本・南総里見八犬伝(1814‐42)九) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例