立錐の地(読み)リッスイノチ

デジタル大辞泉 「立錐の地」の意味・読み・例文・類語

立錐りっすい

きりを突き立てるほどの、きわめて狭い土地。立錐余地。「立錐の地もない車内
[類語]手狭い狭い狭苦しいせせこましいきつい手狭てぜま狭小狭隘きょうあい狭窄きょうさく窮屈偏狭猫のひたい猫額びょうがく所狭い方寸尺寸せきすん寸土ナロー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「立錐の地」の意味・読み・例文・類語

りっすい【立錐】 の 地(ち)

錐を突き立てるほどの、ごく狭い土地。錐を立つべき地。
※本朝文粋(1060頃)一三・発願文〈兼明親王〉「恒沙之界。立錐之地。猶無為観音身之処矣」

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