紛い(読み)マガイ

デジタル大辞泉 「紛い」の意味・読み・例文・類語

まがい〔まがひ〕【紛い/擬い】

見分けのつかないほどよく似せてあること。また、そのもの。まがいもの。名詞の下に付いても用いられる。「―の真珠」「詐欺―の手口
多く「まがいもない」の形で)まちがいないこと。「―もなく彼の筆跡だ」
入り乱れること。
「あしひきの山下光るもみぢ葉の散りの―は今日にもあるかも」〈・三七〇〇〉
あやまち。過失
「手の―、足の―」〈祝詞大殿祭
[類語]似非えせ偽物にせもの贋物偽物ぎぶつまがい物もどきまやかし似る似寄る似つく似通う通う相通ずる類するまが類似する相似する近似する酷似する肖似しょうじするあやかる似寄り瓜二つ生き写し丸写しそっくり疑似空似紛らわしいカーボンコピー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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