デジタル大辞泉
「緻密」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ち‐みつ【緻密】
- 〘 名詞 〙 ( 形動 )
- ① きめがこまかいこと。また、そのさま。
- [初出の実例]「霹靂碪 方言雷斧石〈略〉性堅く、肌緻密にして、試金石のごとし」(出典:佐渡志(1804‐18)一五)
- 「あの肌合が滑らかに、緻密に、しかも半透明に光線を受ける具合はどう見ても一個の美術品だ」(出典:草枕(1906)〈夏目漱石〉四)
- [その他の文献]〔蘇轍‐光州開元寺記〕
- ② 細工がこまかくこみいっていること。丁寧なこと。また、そのさま。
- [初出の実例]「Massiveness 緻密堅重なること」(出典:慶応再版英和対訳辞書(1867))
- ③ こまかく、くわしいこと。ゆきとどいていること。精密で、すぐれていること。また、そのさま。
- [初出の実例]「事々物々微細緻密の極にまで通達する有様は斯の如しと雖ども」(出典:文明論之概略(1875)〈福沢諭吉〉五)
- [その他の文献]〔詩経箋‐大雅・仮楽〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「緻密」の読み・字形・画数・意味
【緻密】ちみつ
きめこまかい。ゆきとどく。〔太平御覧、七四二に引く東観漢記〕複
、風
多し。~多く帷帳を取り、東西完く窓を塞ぎ、皆緻密ならしむ。字通「緻」の項目を見る。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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緻密
非常に細粒の岩石の組織に用いる語で,各粒が小さすぎて肉眼で見ることができないもの[Hatch : 1888].
出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報
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