デジタル大辞泉
「肉桂」の意味・読み・例文・類語
にっ‐き〔ニク‐〕【肉×桂】
《「にっけい」の音変化》ニッケイの、主に樹皮を乾燥したもの。独特の香りと辛味があり、香味料などにする。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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にっ‐けいニク‥【肉桂】
- 〘 名詞 〙
- ① クスノキ科の常緑高木。中国の雲南省、ベトナムなどに自生し、日本へは享保年間(一七一六‐三六)に渡来、暖地で栽植される。高さ約八メートル。樹皮は緑黒色。葉は対生し、長さ七~一二センチメートルの卵状披針形で、三本の目立った葉脈が走る。夏、葉腋から長い花柄を伸ばし、黄緑色の小花をつける。果実は長楕円形で黒く熟す。樹皮・根皮を乾燥したものを肉桂皮といい健胃薬や香料に用いる。葉から香水をつくる。漢名は、肉桂、牡桂、玉桂で、桂は慣用名。〔易林本節用集(1597)〕
- ② ①の根の皮。乾燥して嗜好あるいは生薬、香料に用いる。にっき。〔運歩色葉(1548)〕
- [初出の実例]「肉桂(ニッケイ)を立木の皮の中へ籠らせ置ば」(出典:浮世草子・本朝桜陰比事(1689)四)
肉桂の語誌
古くは「桂心」という名で正倉院文書中の「買物申請帳」などに現われる。当時は薬品として中国から輸入されていた。
にっ‐きニク‥【肉桂】
- 〘 名詞 〙 ( 「にっけい(肉桂)」の変化した語 ) =にっけい(肉桂)②
- [初出の実例]「子供はまたそれをニッキ噛むみたいに」(出典:アメリカひじき(1967)〈野坂昭如〉)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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肉桂 (ニッケイ・ニクツキ)
学名:Cinnamomum loureirii
植物。クスノキ科の常緑高木,園芸植物,薬用植物
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の肉桂の言及
【カシア】より
…トンキンニッケイ(東京肉桂),ケイ(桂)ともいう。クスノキ科の常緑樹。…
※「肉桂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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