藤原誠信(読み)ふじわらの さねのぶ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原誠信」の解説

藤原誠信 ふじわらの-さねのぶ

964-1001 平安時代中期の公卿(くぎょう)。
康保(こうほう)元年生まれ。藤原為光長男。母は藤原敦敏の娘。蔵人頭(くろうどのとう)などをへて永延2年(988)参議左衛門督(さえもんのかみ)などをかね,従三位にいたる。長保3年9月3日死去。38歳。中納言をのぞんだが弟斉信(ただのぶ)が昇進,これをうらんで死んだという。名は「しげのぶ」ともよむ。

藤原誠信 ふじわらの-しげのぶ

ふじわらの-さねのぶ

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android