複号同順(読み)フクゴウドウジュン

デジタル大辞泉 「複号同順」の意味・読み・例文・類語

ふくごう‐どうじゅん〔フクガウ‐〕【複号同順】

複号を含む数式において、複号の上側または下側のみを採ってひとつの式とみなすこと。たとえば三角関数加法定理の式cos(α±β)=cosαcosβ∓ sinαsinβのように、和と差の式を同時に表現するときなどに用いられる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android