西洋山樝子(読み)セイヨウサンザシ

デジタル大辞泉 「西洋山樝子」の意味・読み・例文・類語

せいよう‐さんざし〔セイヤウ‐〕【西洋山×樝子】

バラ科の落葉低木全体無毛で、小枝の変形したとげをもつ。葉は互生し、広卵形で浅く三~五つに裂けている。5月ごろ、白い5弁花を散房状につけ、秋に丸く赤い実がなる。ヨーロッパ北アフリカ原産で、観賞用。花が紅色で八重咲きの品種もある。メイフラワーオーベピーヌ

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精選版 日本国語大辞典 「西洋山樝子」の意味・読み・例文・類語

せいよう‐さんざしセイヤウ‥【西洋山&JISF46C;子】

  1. 〘 名詞 〙 バラ科の落葉小高木または低木。ヨーロッパおよび北アフリカ原産で、明治中期に渡来し観賞用に各地で栽植される。幹は高さ五メートルぐらいになる。全体は無毛で、小枝の変形した刺(とげ)がある。葉は互生し長さ五センチメートルぐらいの広卵形で、三~五浅裂し、縁には鋸歯(きょし)がある。五月、枝先に白色で径約一・五センチメートルの五弁花を五~一五個散房状につける。果実は径約一センチメートルの球形で赤熟、時に黄熟する。イギリスに特に多く、メイフラワーとして知られる。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「西洋山樝子」の解説

西洋山樝子 (セイヨウサンザシ)

学名Crataegus oxyacantha
植物。バラ科の落葉低木・小高木,園芸植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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