詠嘆法(読み)エイタンホウ

デジタル大辞泉 「詠嘆法」の意味・読み・例文・類語

えいたん‐ほう〔‐ハフ〕【詠嘆法】

詠嘆感動意味を表出する表現法。ふつう、感動詞を用いたり、平叙文助詞」「なあ」「」「」「かな」などや、助動詞けり」を付けたりする。「ああ、すばらしい」「すごいな」「さびしかりけり」などの類。また、「お見事」などでの、一語文や、和歌などでの、一文体言止めにする手法も含まれる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「詠嘆法」の意味・読み・例文・類語

えいたん‐ほう‥ハフ【詠嘆法】

  1. 〘 名詞 〙 深い感動を表現する修辞法。感動詞、詠嘆の助詞、助動詞を用いたり、疑問文や一語文などの形式をとったりする。〔新美辞学(1902)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android