貸駕籠(読み)かしかご

精選版 日本国語大辞典 「貸駕籠」の意味・読み・例文・類語

かし‐かご【貸駕籠】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代使用料を取って貸す駕籠
    1. [初出の実例]「かし駕籠や恋の重荷と成ぬらん〈利方〉 二十貫目にあまる俤〈宗因〉」(出典:俳諧・天満千句(1676)九)
    2. 「あたりなる貸駕籠をまねき〈略〉三挺借らんと言ふ」(出典:浮世草子・椀久一世(1685)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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