祈年(読み)キネン

デジタル大辞泉 「祈年」の意味・読み・例文・類語

き‐ねん【祈年】

その年の豊作を神に祈ること。

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精選版 日本国語大辞典 「祈年」の意味・読み・例文・類語

とし‐ごい‥ごひ【祈年】

  1. 〘 名詞 〙 その年の農作物の豊作を祈ること。
    1. [初出の実例]「二月(きさらき)の祈年(トシコヒ)六月(みなつき)十二月(しはす)月次祭」(出典:延喜式(927)祝詞(九条家本訓))

き‐ねん【祈年】

  1. 〘 名詞 〙 その年の豊作を神に祈ること。豊作を予祝すること。
    1. [初出の実例]「甲斐。信濃。越中。但馬。土佐等国一十九社。始入祈年幣帛例」(出典:続日本紀‐慶雲三年(706)二月庚子)

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普及版 字通 「祈年」の読み・字形・画数・意味

【祈年】きねん

年穀豊穣を祈る。〔詩、大雅雲漢〕年をること孔(はなは)だ夙(はや)く 方(祭)(おそ)からず

字通「祈」の項目を見る

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