通題（読み）ツウダイ

デジタル大辞泉「通題」の意味・読み・例文・類語

俳諧で、一座の者が同一の題で句を詠むこと。また、その題。とおりだい。

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〘名〙

① 全体にわたる題。

※日本書紀兼倶抄（1481）「日本書紀は通題ぞ。卅巻に通ぞ。神代は別題ぞ」

〘名〙俳諧で、一座を通じて同一の題で句作すること。また、その題。

※俳諧・玉海集追加（1667）四「哥人の宿のしくれやとをり題〈正量〉」

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