遊楽寺跡(読み)ゆうらくじあと

日本歴史地名大系 「遊楽寺跡」の解説

遊楽寺跡
ゆうらくじあと

[現在地名]福井市城戸内町 川久保

川久保かわくぼにあったとされる寺。現存しない。文明一八年(一四八六)に朝倉孫九郎景儀が山城愛宕あたご(現京都市右京区)から勝軍地蔵を勧請したと伝え、その別当寺として創建されたのが当寺で、天台宗であった。天正四年(一五七六)柴田勝家北庄きたのしよう愛宕山(現福井市)に移した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android