野末(読み)のずえ

精選版 日本国語大辞典 「野末」の意味・読み・例文・類語

の‐ずえ ‥ずゑ【野末】

〘名〙 野のはて。野のはずれ。
海道記(1223頃)豊河より橋本「山の端は露より底にうづもれて野末の草に明る震」
浮世草子男色大鑑(1687)一「是は有難き仕合、かかる野末(ノズヘ)までの御初足(しょそく)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「野末」の意味・読み・例文・類語

の‐ずえ〔‐ずゑ〕【野末】

野のはずれ。野のはて。
[類語]野原平原広野ひろの広野こうや広原高原原っぱ松原草原そうげん草原くさはら草地野中野良野面田野

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android