釐等具(読み)レイテング

デジタル大辞泉 「釐等具」の意味・読み・例文・類語

れいてん‐ぐ【×等具】

《「てん(等)」は唐音金銀などの重さをりん)などのわずかな量まで精密に量るさおばかり。明治初年まで用いられ、さおは象牙黒檀紫檀などで作った。りんばかり。りんだめ。れいてん。れてぐ。

れて‐ぐ【×等具】

れいてんぐ(釐等具)

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精選版 日本国語大辞典 「釐等具」の意味・読み・例文・類語

れて‐ぐ【釐等具】

※俳諧・信徳十百韻(1675)「田舎人一両輩をいざなひて れてくを腰にさいふさげつつ」

れいて‐ぐ【釐等具】

〘名〙 =れいてんぐ(釐等具)〔邇言便蒙抄(1682)〕

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