鉄蛋白質(読み)テツタンパクシツ

デジタル大辞泉 「鉄蛋白質」の意味・読み・例文・類語

てつ‐たんぱくしつ【鉄×蛋白質】

鉄原子を含む複合たんぱく質総称ヘム基をもつヘムたんぱく質とヘム基をもたず鉄原子が直接結合している非ヘム鉄たんぱく質に分類される。前者は、動物の血液筋肉ヘモグロビンミオグロビンとして存在する代表的な色素であり、酸素運搬を担う。後者は、動物の肝臓脾臓ひぞうなどで鉄の貯蔵に関与するフェリチンが知られる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android