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長慶天皇【ちょうけいてんのう】
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朝日日本歴史人物事典の解説-
生年:
康永2/興国4 (1343)
没年: 応永1.8.1 (1394.8.27)
南朝第3代の天皇。後村上天皇の第1皇子,名は寛成,法名覚理。正平23/応安1(1368)年3月11日,父後村上天皇没のあとをうけて,南朝で践祚。すでに衰退の南朝にあって,河内(大阪府)天野山金剛寺,大和(奈良県)吉野山,栄山寺と御所を何度も移った。軍事的には劣勢であったが,文化的には天授1/永和1(1375)年に五十番歌合・五百番歌合御会を開いたのをはじめとし,和歌御会などを多く催すなど積極的であった。弘和1/永徳1(1381)年には宗良親王選の『新葉和歌集』を南朝の勅撰集に準ぜられた。本歌集には天皇の和歌53首が収められている。また『源氏物語』の言葉の注釈書『仙源抄』の著作もある。弘和3/永徳3年,弟後亀山天皇に譲位,上皇。没年を応永10(1403)年とする説もある。この天皇の即位は疑うものもあり,明治以降専門家による考証によって,大正15(1926)年に至って初めて歴代に列した。陵は京都市右京区嵯峨天竜寺角倉町にあり,嵯峨東陵という。
(飯倉晴武)
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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説-
長慶天皇 ちょうけいてんのう
 
1343-1394 南北朝時代,第98代(南朝第3代)天皇。在位1368-83。
康永2=興国4年生まれ。後村上天皇の第1皇子。母は嘉喜門院。父のあと即位し,同母弟後亀山(ごかめやま)天皇に譲位したとされるが,在位したかどうかがながく論ぜられ,大正15年ようやく歴代にくわえられた。和歌にすぐれていた。応永元年8月1日死去。52歳。10年死去説もある。墓所は嵯峨東陵(さがひがしのみささぎ)(京都市右京区)。諱(いみな)は寛成(ゆたなり)。法名は覚理,金剛理。別名に吉野帝,慶寿院。著作に「仙源抄」。
【格言など】わが宿と頼まずながら吉野山花になれぬる春もいくとせ(「新葉和歌集」)
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世界大百科事典 第2版の解説-
ちょうけいてんのう【長慶天皇】
1343‐94(興国4∥康永2‐応永1)
第98代に数えられる天皇。在位1368‐83年。南朝第3代。後村上天皇の皇子。名は寛成。母は嘉喜門院藤原氏。1368年(正平23∥応安1)3月住吉行宮で践祚,以後吉野,河内国天野山,大和国栄山寺に移った。94年8月1日死去。その前に落飾,法名を金剛理と称した。南朝不振のころで事跡の伝わること少なく,在位も疑問視されていたが,八代国治らの研究により在位が確定し,1926年歴代皇統に列せられた。著書に《源氏物語》の注釈書《仙源抄》がある。・・・
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百科事典マイペディアの解説-
在位1368年-1383年。後村上天皇の皇子。母は嘉喜門(かきもん)院藤原氏。名は寛成(ゆたなり)。摂津の住吉行宮(あんぐう)で践祚(せんそ)。南朝不振のころであったため,吉野・河内金剛寺(現大阪府河内長野市)・大和栄山寺(現奈良県五條市)と行宮を移した。
(1343-1394)
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デジタル大辞泉の解説-
ちょうけい‐てんのう 〔チヤウケイテンワウ〕 【長慶天皇】
[1343~1394]第98代の天皇。在位1368~1383。後村上天皇の第1皇子。名は寛成。南朝側のため在位不明であったが、大正15年(1926)皇統譜に加えられた。
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美術人名辞典の解説- 第九十八代天皇。後村上天皇第一皇子。文学・和歌に優れた。著書に『仙源抄』がある。応永元年(1394)歿、52才。
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大辞林 第三版の解説-
ちょうけいてんのう【長慶天皇】
(1343~1394) 南北朝末期の第九八代・南朝第三代天皇(在位1368~1383)。名は寛成。後村上天皇第一皇子。南朝不振の時期にあり,住吉・吉野・金剛寺・栄山寺など,皇居を転々とした。著に源氏物語の注釈書「仙源抄」がある。
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