デジタル大辞泉の解説
すみだ‐がわ〔‐がは〕【隅田川】
東京都東部を貫流する荒川下流の称。岩淵(または鐘ヶ淵)から下流をいう。吾妻(あずま)橋から下流を大川ともいう。千住大橋から勝鬨(かちどき)橋まで16の橋が架かる。墨田川。角田川。
謡曲。四番目物。金春(こんぱる)流は「角田川」。観世元雅作。人買いにさらわれた愛児梅若丸を狂い尋ねる母が隅田川の渡し守にその死を知らされ、墓前で弔うと亡霊が現れる。
百科事典マイペディアの解説
荒川の下流。東京都東部を南流し東京湾に注ぐ。一般に荒川放水路と分かれる北区岩淵から下流をいう。吾妻(あづま)橋から下流はかつて大川,浅草川とも呼ばれた清流で,大川端は江戸,明治を通じて納涼,川開,花見など憩(いこい)の地であり,歌にもうたわれた。
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(1)能の曲目。角田川とも書く。四番目物。五流現行。シテは梅若丸の母(狂女)。人買にさらわれた愛児を尋ねて隅田川まで下った狂女が,わが子の墓前でそのまぼろしを見るという筋で,他の母子再会の狂女物に比べて哀傷深く,異例の悲劇的結末で終わる。
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