離弁花類(読み)リベンカルイ

デジタル大辞泉 「離弁花類」の意味・読み・例文・類語

りべんか‐るい〔リベンクワ‐〕【離弁花類】

双子葉植物一群離弁花および花びらを欠く花をもつもの。バラ科・アブラナ科・マメ科・ヤナギ科に分類されるものなど。⇔合弁花類

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精選版 日本国語大辞典 「離弁花類」の意味・読み・例文・類語

りべんか‐るい リベンクヮ‥【離弁花類】

〘名〙 被子植物門、双子葉植物に属する分類群一つ。合弁花類に対応する。花弁とがくの区別のない花をもつもの、および花弁とがくの区別があり、花弁は離弁花冠になっているものとそれに近縁な植物からなる。ヤナギ、ブナ、バラ、ツバキなどを含む。内容上、古生花類、古生花被類離弁花植物と同じ。

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世界大百科事典(旧版)内の離弁花類の言及

【双子葉植物】より

…約60目,300科,1万属,16万種が含まれる。 双子葉植物は離弁花類Apopetalae,Choripetalae(古生花被類Archichlamydae)と,合弁花類Sympetalae,Gamopetalae(後生花被類Metachlamydae)に分けられることが多い。この区別は主として花弁が離生するか合生するかによるが,合弁花離弁花より進化しており,合弁花類は離弁花類のいろいろな群より進化して合弁花をもつに至ったものの寄集めで,系統的にまとまった群ではない。…

※「離弁花類」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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