青房(読み)アオブサ

デジタル大辞泉 「青房」の意味・読み・例文・類語

あお‐ぶさ〔あを‐〕【青房】

相撲で、土俵上のつり屋根の北東の隅に垂らす青(緑)色の房。春と青竜を表す。→赤房黒房白房

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精選版 日本国語大辞典 「青房」の意味・読み・例文・類語

あお‐ぶさあを‥【青房・青総】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 青色ふさ牛馬の尻にかける青ひものふさなど。
    1. [初出の実例]「黒糸の鎧に、五枚甲(かぶと)の緒を縮めて、白栗毛の馬に青総懸て乗たるが、馬をしづしづと歩ませて」(出典太平記(14C後)九)
  3. 大相撲で、土俵上のつり屋根の北東のすみに垂らす青色のふさ。春と青龍を表わす。青柱に代えて昭和二七年(一九五二)秋場所から採用された。

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