鹿毛斑(読み)かげぶち

精選版 日本国語大辞典 「鹿毛斑」の意味・読み・例文・類語

かげ‐ぶち【鹿毛斑・鹿毛駮】

  1. 〘 名詞 〙 馬の毛色一つ鹿毛に、まだらのあるもの。全体茶褐色で、白色などのぶちがあるもの。または、そのような模様。鹿毛飛(かげとび)
    1. [初出の実例]「かげぶち 我をだにあひやはまたぬさもつらき花かけふちるあすも日はあり」(出典:躬恒集(924頃))
    2. 「事終りて鹿毛(カゲ)ぶちの馬を大隅に賜ひけるに」(出典随筆常山紀談(1739)一九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android