鼠カンガルー(読み)ネズミカンガルー

デジタル大辞泉 「鼠カンガルー」の意味・読み・例文・類語

ねずみ‐カンガルー【×鼠カンガルー】

有袋目カンガルー科ネズミカンガルー亜科の哺乳類総称。ウサギ大で、9種ほどがオーストラリアおよびタスマニア一部分布草食性地中に巣を作り、巣材の草や小枝を尾で束ねるように巻いて運ぶ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鼠カンガルー」の意味・読み・例文・類語

ねずみ‐カンガルー【鼠カンガルー】

  1. 〘 名詞 〙 ( カンガルーは[英語] kangaroo ) カンガルー科ネズミカンガルー属およびその近縁属の哺乳類の総称。小形のカンガルーで、体長三〇~四〇センチメートル、尾長二〇~三〇センチメートル。他のカンガルー類より後肢が短く、吻(ふん)が著しく細長い。体色は一般に上面が暗灰褐色で、冬は黒っぽくなり、下面は白または灰白色。草やきのこを食べる。オーストラリアの低木林にすむ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android