前哨戦(読み)ゼンショウセン

デジタル大辞泉 「前哨戦」の意味・読み・例文・類語

ぜんしょう‐せん〔ゼンセウ‐〕【前×哨戦】

主力の本格的な戦闘に先だって、前哨部隊の間で行われる小戦闘。
本格的な活動に入る前の準備的な行動。「選挙運動前哨戦
[類語](1交戦対戦決戦応戦抗戦大戦一戦夜戦白兵戦実戦

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「前哨戦」の意味・読み・例文・類語

ぜんしょう‐せんゼンセウ‥【前哨戦】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 前哨の小部隊間で行なわれる戦闘。本隊同士の戦闘に先立つこぜりあい。〔五国対照兵語字書(1881)〕
  3. 本格的な活動にはいる前の準備的な行動。
    1. [初出の実例]「前哨戦の火蓋は敵味方の陣営が示し初めたジェスチュアで切られた」(出典:ブウランジェ将軍の悲劇(1935‐36)〈大仏次郎〉高等法院)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android