世界大百科事典(旧版)内の《エクロゲ》の言及
【レオ[3世]】より
…その年ウマイヤ朝のカリフ,スライマーンの陸海にわたる首都攻撃を受け,1年に及ぶ包囲戦を耐え,ついにはアクロイノンの戦(740)でイスラムを大破した。国内では行政改革を断行し,〈ローマ法大全〉の中から,私法と刑法を中心にした選集《エクロゲEklogē》を発布(726),法の整備を図った。宗教的には偶像崇拝禁止(イコノクラスム)により純粋な信仰を打ち立て,大土地所有者層を形成していた教会・修道院勢力の浄化を図ろうとした。…
※「《エクロゲ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」