《オーセールの婦人像》(読み)おーせーるのふじんぞう

世界大百科事典(旧版)内の《オーセールの婦人像》の言及

【アルカイク美術】より

…前7世紀中ごろには,従来の木造彫刻(クソアノン)に代わって大理石を素材とする大型彫刻の製作が始まる。ルーブルの有名な《オーセールの婦人像》は,平板な形態把握,逆三角形の頭部,狭い額,水平線を強調した頭髪の処理などに特徴があり,アルカイク彫刻で最も古い〈ダイダロス様式〉を代表している。アルカイク時代に奉納像,墓像として多く作られたのは直立する裸体の青年像(クーロス)と着衣の少女像(コレー)である。…

※「《オーセールの婦人像》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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