排外主義(読み)ハイガイシュギ

百科事典マイペディアの解説

排外主義【はいがいしゅぎ】

自分たちの集団の内的一体性を前提として,他の集団・民族・国家に対してとる排斥的,敵対的,攻撃的な態度,行動,イデオロギー,政策などをいい,熱狂的・好戦的な愛国主義にもなる。ショービニスム(chauvinism)ともいい,これは,ナポレオン1世の軍隊に参加し,ナポレオンを賛美し熱狂的な愛国心を示した兵士ショーバンN.Chauvinの名に由来する。露土戦争当時に英国で生まれた反ロシア的俗謡に由来するジンゴイズムjingoismも同様なもの。→ナショナリズムファシズム

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世界大百科事典 第2版の解説

はいがいしゅぎ【排外主義 chauvinism】

自分たちが属している集団の内的一体性を前提として,他の集団・民族・国家に対してとる排斥的,敵対的,攻撃的な態度,行動,イデオロギー,政策などを広く指す。ショービニズムともいう。 排外主義の原形は,どの集団にも多少とも見いだされるエスノセントリズム(自集団中心主義)にかかわりがある。伝統社会においては,集団への帰属と依存の意識が強まって,親密な〈内〉の心情つまり〈内集団〉感情が形成されるとき,同時に,他の集団については異質の標識が強調されて〈外集団〉として識別される。

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大辞林 第三版の解説

はいがいしゅぎ【排外主義】

他民族・他国に対して、排斥的・敵対的態度をとること。ショービニスム。

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