《キリスト教脱出記》(読み)きりすときょうだっしゅつき

世界大百科事典(旧版)内の《キリスト教脱出記》の言及

【赤岩栄】より

…第2次大戦後は授洗した作家椎名麟三と月刊誌《指》を刊行,教会制度批判,日曜学校・賛美歌の廃止などを通してキリスト教界に問題を提起した。日本共産党に入党する決意表明をした〈赤い牧師〉として有名になったが,神学的にも聖書の非神話化に共鳴し,《キリスト教脱出記》(1964)を著しキリスト教正統主義をラディカルに批判した。《赤岩栄著作集》全10巻(1971‐72)がある。…

※「《キリスト教脱出記》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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