《奥義書》(読み)おうぎしょ

世界大百科事典(旧版)内の《奥義書》の言及

【ウパニシャッド】より

…〈ウパニシャッド〉の語義は,通説に従えば,〈近くに座るupa‐ni‐sad〉というサンスクリット動詞としての意味から転じて,師弟が対座して師から弟子へと伝達される〈秘義〉をさすようになり,さらに,そのような秘義を収録した文献をさすにいたったとされる。このため〈ウパニシャッド〉を〈奥義書〉とも訳する。現存するウパニシャッドは200種以上にのぼるが,時代も古く内容も重要なもの14ないし17編を〈古ウパニシャッド〉と呼ぶ。…

※「《奥義書》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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