《新しい学》(読み)あたらしいがく

世界大百科事典(旧版)内の《新しい学》の言及

【ビーコ】より

…すなわち人間は自分が作ったもの以外には確実に認識できないという独創的認識論であり,この立場からビーコは,人間の作りあげた社会すなわち歴史を,その起源にまでさかのぼって究明し,歴史的洞察を介して人間性の本質を明らかにしようとした。前2著はビーコが,この独自の着想によって歴史的追究を続けながら,新しい学問方法を確立してゆく行程を示している。具体的個別的歴史のなかに普遍的本質が見いだされるという信念は,やがて《万民法の原理》全3部(1720‐22)となって表明される。…

※「《新しい学》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android