《有松染相撲浴衣》(読み)ありまつぞめすもうのゆかた

世界大百科事典(旧版)内の《有松染相撲浴衣》の言及

【相撲物】より

…1866年2月市村座,河竹黙阿弥作),《櫓太鼓成田仇討》(桂川力蔵と滝見山大八。1877年9月東京春木座,3世河竹新七作),《有松染相撲浴衣(ありまつぞめすもうのゆかた)》(雷電と小野川。1880年5月東京猿若座,河竹黙阿弥作),《神明恵和合取組(かみのめぐみわごうのとりくみ)》(め組と相撲の喧嘩。…

【猫騒動物】より

…また佐賀鍋島騒動に取材した《鍋島の猫》の最初の作は1853年(嘉永6)の3世瀬川如皐作《花埜嵯峨猫稿(はなのさがねこまたぞうし)》であるが,佐賀藩の抗議にあい上演されなかった。別に1880年5月東京猿若座の河竹黙阿弥作《有松染相撲浴衣(ありまつぞめすもうゆかた)》は有馬騒動に取材したもので,通称《有馬の猫》。【井草 利夫】。…

※「《有松染相撲浴衣》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android