《波留麻和解》(読み)はるまわげ

世界大百科事典(旧版)内の《波留麻和解》の言及

【自然】より

… 他方,日本に蘭学が受容されると,英語のネイチャーnatureなどの訳語として〈自然〉という言葉があてられた。その嚆矢(こうし)をなすのは1796年(寛政8)に出版された稲村三伯の最初の蘭日辞典《波留麻和解(ハルマわげ)》で,そこではオランダ語のナトゥールnatuurに〈自然〉という訳がはじめて用いられた。さらに1810年(文化7)の藤林普山の《訳鍵》にはnatuurに対する訳語の筆頭に〈自然〉があてられ,natuurkundeに対しては,〈自然学〉の訳が与えられている。…

※「《波留麻和解》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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