《王の聖書》(読み)おうのせいしょ

世界大百科事典(旧版)内の《王の聖書》の言及

【プランタン】より

…そのため出版物も,神学,典礼,科学,文学,語学と多様な分野にわたり,再洗礼派からカトリックと広い思想的傾向に彩られている。ことに,スペイン王フェリペ2世の後援のもとに68年から72年にかけて,《王の聖書Biblia Regia》の名で知られる8巻本の聖書(ヘブライ語,ギリシア語,ラテン語など)を出版した。この印刷・出版所は当時の姿で残されており,プランタンと,その女婿で後を継いだモレトゥスJ.Moretusの名を冠した,アントワープ市立の博物館となっている。…

※「《王の聖書》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android