《砧をうつ女》(読み)きぬたをうつおんな

世界大百科事典(旧版)内の《砧をうつ女》の言及

【在日朝鮮人】より

…60年代末から70年代にかけて李成,金鶴泳,高史明,金泰生,鄭承博,詩人の金時鐘らが登場した。李成(1935‐ )は72年に《砧をうつ女》で第66回芥川賞を受賞し,在日二世の民族的主体の確立と祖国統一運動への参与をテーマに活動を続け,それらは《見果てぬ夢》(1979)として結実した。在日朝鮮人文学は作者それぞれの視点から〈在日〉を生きる姿勢と意味,祖国や同胞組織との関わり合い等が問題にされつつ今日に至っている。…

※「《砧をうつ女》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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