《祇園祭礼信長記》(読み)ぎおんさいれいしんちょうき

世界大百科事典(旧版)内の《祇園祭礼信長記》の言及

【祇園祭礼信仰記】より

…四段目金閣寺の三重のセリ上げ・セリ下げという大道具の工夫(《摂陽奇観》)や,此下東吉(木下藤吉郎に当たる)の人形の首(かしら)を京都高台寺の秀吉の木像に似せて造ったこと(《浄瑠璃譜》)などが人気を呼んだ。絵尽しにあるように,初め《祇園祭礼信長記》といったが,のちに改めた。《大和怪談頃日全書》に〈織田・羽柴等を造込みし故,遠慮弁へずとの事也〉とあるように,信長をはばかってのこととされるが,明らかでない。…

※「《祇園祭礼信長記》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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