《肉弾》(読み)にくだん

世界大百科事典(旧版)内の《肉弾》の言及

【黄郛】より

…1905年東京振武学校に留学し,中国同盟会に加盟。10年(宣統2)帰国後,桜井忠温の旅順攻防の体験記《肉弾》を翻訳。辛亥革命に参加し陳其美,蔣介石と義兄弟となった。…

【桜井忠温】より

…松山の歩兵第22連隊付少尉として日露戦争に出征,旅順で負傷。その体験を書いた《肉弾》(1906)は戦争文学の傑作として有名になり,欧米諸国でも翻訳出版された。24‐30年陸軍省新聞班長,30年少将・予備役。…

※「《肉弾》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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