世界大百科事典(旧版)内の《黄色い恋》の言及
【コルビエール】より
…病弱のため学業を諦め,生涯の大半を生地ブルターニュの片隅で送った。代表作の詩集《黄色い恋》(1873)は,象徴主義文学の時代にあって,独自の孤独な憂鬱と皮肉とを,繊細に,しかも自由にうたい上げている。無名のうちに死んだが,ベルレーヌがその著《呪われた詩人たち》の増補版で彼を取り上げたことにより,ひろく読まれるようになった。…
※「《黄色い恋》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」