世界大百科事典(旧版)内のあぐら(座具)の言及
【いす(椅子)】より
… 日本で最初にいすが使われたのは,埴輪のいすから判断して6~7世紀ころからと考えられる。中国から伝えられたと思われるが,古代日本では胡床とか呉床と書いて,〈あぐら〉とよんでいた。アは足,クラは倉や鞍などと同根の言葉で高いものの上に乗る状態をあらわしている。…
【胡床】より
…胡牀とも表記される。日本では〈あぐら〉と読まれる。日本の床几(しようぎ)と同じく上板に革縄などを張り,X状に脚を交差する。…
※「あぐら(座具)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」