アウディエンシア・プレシデンシアル(読み)あうでぃえんしあぷれしでんしある

世界大百科事典(旧版)内のアウディエンシア・プレシデンシアルの言及

【アウディエンシア】より

…植民地における数々の統治機関中最も長く存続し,かつ安定した機関であった。 アウディエンシアにはいくつかの種類があるが,大別すると,副王領の中心地にあって副王自身が長官を兼ねるアウディエンシア・ビレイナルと,副王から独立したり,もしくは副王に従属しながらも実質的には副王と同等の機能を行使するアウディエンシア・プレシデンシアルの二つに分類される。メキシコ市とリマのアウディエンシアは前者に属し,それ以外のアウディエンシアは後者に属し,その長官はそれぞれの管轄区域の総督および総監の職務も遂行した。…

※「アウディエンシア・プレシデンシアル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android