アキリニ,A.(読み)あきりに

世界大百科事典(旧版)内のアキリニ,A.の言及

【解剖学】より

…なかでもレオナルド・ダ・ビンチの解剖は詳細にわたり,しかも生理学的な考察を加えたが,残念ながら彼の描いた精巧な図は人の眼にふれず学問的に用いられることもなかった。16世紀初頭になり,アキリニAlessandro Achillini(1463‐1512)らのころになって学名が整理されはじめ,少しずつ事物についての関心が起こり,新しい時代の到来間近なことを告げる。ついでベレンガリオBerengario da Carpi(?‐1530?)が最初の図入りの解剖書として《小解剖学Isagogae breves》(1523)を著し,またモンディーノの批判を行っている。…

※「アキリニ,A.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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