アナルコ・サンディカリスト(読み)あなるこさんでぃかりすと

世界大百科事典(旧版)内のアナルコ・サンディカリストの言及

【ゼネスト】より

…ゼネストは,19世紀前半のイギリスにおけるチャーチスト運動のなかで,一部の論者によって主張されたことがある。しかしゼネストの思想を本格的に展開したのは,19世紀後半のフランスを中心としたラテン系諸国におけるアナルコ・サンディカリスト(〈サンディカリスム〉の項参照)たちであった。彼らによれば,労働組合は資本主義と国家を崩壊させる革命のための戦闘的な組織であり,ゼネストは労働組合が採用する革命達成のための最終的・決定的手段なのであった。…

※「アナルコ・サンディカリスト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android