アフリカウシガエル(読み)あふりかうしがえる

世界大百科事典(旧版)内のアフリカウシガエルの言及

【アカガエル(赤蛙)】より

…体長10cm以下の種類が多いが,体長が30~40cm(記録(ギネスブック1997年版)では1989年,カメルーンのサナガ川で捕れた個体は36.83cm)に達する世界最大のカエル,アフリカ産ゴライアスガエルConraua goliath(英名goliath frog)(イラスト)も含まれる。これに次いで大型のアフリカウシガエルPyxicephalus adspersus)(イラスト)は地中生活者で,産卵期には雄は沼で卵や幼生を守り,近寄る敵はそれがたとえゾウであってもとびかかるといわれる。あごの力が強く指をかまれると歯で傷つくほど。…

【ウシガエル】より

…近年ではこの後肢肉は,食用として逆にアメリカに出荷されている。ウシガエルの名は,姿の似たナンベイウシガエルLeptodactylus pentadactylus(全長20cm)やアフリカウシガエルPxicephalus adspersus(全長22cm)(イラスト)などの大型種にも付せられている。【松井 孝爾】。…

※「アフリカウシガエル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android