アルテ(同業組合)(読み)あるて

世界大百科事典(旧版)内のアルテ(同業組合)の言及

【ギルド】より

…一般的には中・近世ヨーロッパにおける商工業者の職種ごとの仲間団体をさすが,このような同職仲間的な団体は,広く前近代の日本,中国,イスラム社会,インドにもみられる。ドイツ語ではギルドGilde,ツンフトZunft,インヌングInnung,フランス語ではコンパニオナージュcompagnonnage,イタリア語ではアルテarteとよばれる。日本では,同職組合,同業組合と訳されている。…

【コムーネ】より

…両者がそれぞれ評議会,裁判所,特別の条例を持ちながら,全体として一つのコムーネを成していた。なおアルテ(ギルド団体)がポポロの下部組織となっていた所も多い。フィレンツェもその一つで,とくにポポロの勢力が大きく,その最高委員であるプリオーリが都市政府の閣僚にあたる権限を持っていた。…

※「アルテ(同業組合)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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