エクソミス(読み)えくそみす

世界大百科事典(旧版)内のエクソミスの言及

【服装】より


[ヘレニズム]
 ギリシアの巻き衣の典型は,2m×3mほどの長方形のウール地のショールを,好みに応じて,右腕だけは自由になるようにして身体に巻きつける〈ヒマティオン〉である。しかし多くの場合,男子の働き着として実用されたのは,これよりも小型の肌着にあたる〈エクソミスexõmis〉で,両肩もしくは片方の肩の上でピンでとめ,ベルトで胴体に固定した。また祭礼など特別な場合には,長めの〈キトン〉をチュニック状に着用した。…

※「エクソミス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android