オニカゴ(読み)おにかご

世界大百科事典(旧版)内のオニカゴの言及

【護符】より

… 日本における狭い意味での護符は,神仏の名や像,経文,呪句などが書かれた紙片のことで,それらは仏教,道教,陰陽道の信仰によって正当性を得ている。しかし,それら以外でも,節分などに妖怪よけとして庭に掲げられた〈オニカゴ〉などと呼ばれる目の粗い籠や,死者の枕元に置かれる剃刀(かみそり)などの刃物も,季節の境や死といった特別な状況における護符の一種といえる。また,日本に限らず,護符が次々と新しく流行する社会も少なくない。…

※「オニカゴ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android