オレンブルグ要塞(読み)おれんぶるくようさい

世界大百科事典(旧版)内のオレンブルグ要塞の言及

【カザフ族】より

…また,シル・ダリヤ流域はホーカンド・ハーン国に占拠されることとなった。一方小オルダは,中央アジアへの進出を狙っていた帝政ロシアに屈服し,ロシアは,1735年にオレンブルグ要塞を建設して,カザフスタン経営の根拠地とした。18世紀後半になると,カザフスタンは,畜産物供給地,穀物や工業製品の市場としてロシアとの経済的結びつきを強め,同時に,軍隊や商人,入植者によって土地を奪われたカザフの不満は,しだいにつのっていった。…

※「オレンブルグ要塞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android