カルロビ・バリ映画祭(読み)かるろびばりえいがさい

世界大百科事典(旧版)内のカルロビ・バリ映画祭の言及

【映画祭】より

…コンクール形式の場合には最高賞としての〈グラン・プリ〉の名称も連盟の許可なくしては使用できない。例えばモスクワ映画祭は1959年にスタートしたが,国際映画製作者連盟は,共産圏の映画祭ではチェコスロバキアのカルロビ・バリ映画祭(1950発足)にグラン・プリの名称を与えていたため,モスクワ映画祭の割込みを許さず,結局,カルロビ・バリ映画祭(偶数年開催)と交互に奇数年開催という形で公認になったといういきさつがある。また,国際映画祭に出品できるのは,国際映画製作者連盟に正式に加盟している各国の映画製作者連盟に限られるので,五社体制下の日本映画の場合はどうしても独立プロ作品にそのチャンスが与えられないことになる。…

※「カルロビ・バリ映画祭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android